皆さんはニベアクリームを使ったことはありますか?
ニベアクリームは100年以上の間、世界中で愛されている全身用保湿クリームです。“ニベア”とはラテン語で「雪のように白い」という意味をもちます。
ドラッグストアやスーパーなどで低価格で手に入る上、全身用クリームとして家族で使える点などから多くの人に愛用されています。
現在も有名な「青缶」と呼ばれる大容量タイプから、ハンド用など多様に使いやすいチューブタイプなど様々な形で老若男女から愛されるクリームですね。
クリームの他にも、現在ニベアシリーズからはボディケア用の「プレミアムボディミルクリペア」やリップケア用の「ディープモイスチャーリップ」など有名商品が多数発売されています。
今回はその中でもニベアを代表する通称“青缶”ニベアクリームについて、口コミや噂の美容法、発ガン性等について解説していきます。
ニベアクリームを顔に塗るのは良くない?真っ赤になったという人も?口コミを調査
マルチに活用出来るスキンケアクリームの「ニベアクリーム」。
巷では「顔に塗ると肌が白くなる!」「ニベアパックで美肌になる!」といった噂や口コミもあります。
しかし、ニベアクリームの口コミの中には顔に塗るのは良くない、顔に塗ると顔が赤くなる、顔に塗ると真っ赤になったという声もあるようです。
ニベアクリームは保湿力の高いクリームですが、その主な成分は油分です。
重すぎる保湿力は合わない人が使用すると、お肌が油分に耐えきれず炎症を起こして赤くなってしまう事があります。
また、こっくりした油分クリームですので、ニキビなどの炎症が皮脂詰まりによりさらに酷くなって真っ赤になってしまったり、毛穴が詰まって肌が真っ赤に、なんてことに繋がってしまうこともあるんです。
スクワランやホホバオイルを配合したとても優秀なクリームとして口コミでも高評価な商品ですが、肌荒れやニキビに悩んでる人や敏感肌、脂性肌の人は注意が必要です。
またニベアクリームは治療薬ではないので、肌荒れしている状態やニキビのある所には使用を避けた方が安心です。
しかし前述の通りニベアクリームは安価なのに、某高級クリームと同じ成分を含む優秀なクリームですので、使い方や使う量を気をつければお肌の保湿にとても役に立ってくれるのです。
石油由来物質が使われていても精製されて有害物質は除去されていて、むしろ植物由来製品の方が精製されてない成分だとアレルギー反応を起こしたりすることもあるようです。
オススメの使い方はスキンケアの1番最後の段階です。
最後の段階で少量(思ったより少量で大丈夫です!)を清潔な指やスパチュラで取り、お肌全体にうすーく伸ばします。
この時ニキビなど炎症のある部位は避けましょう。塗る前に清潔な手のひらで温めてから伸ばすと伸びがよくなります。
スキンケアの最後の段階で使うことで化粧水や美容液の効果を油分によって閉じ込めることが出来ます!
ニベアには発ガン性がある成分が入っていて危険という噂は本当?
ニベアには発ガン性のある成分が入っていて危険という噂があります。
インターネットや情報サイトなどでこれについて検索すると、いくつかの発ガン性に関する記事がヒットしたので、噂になっているのは確かなようです。
ですがこちらについては、公式に何かが発表されているわけではないようです。
いくつかヒットした記事の中で発がん性が疑われていた成分は以下の3つです。
【発がん性が疑われているもの】
・ラノリンアルコールという成分が接触性皮膚発疹やアレルギー性皮膚炎の原因物質である
・酸化防止剤であるブチルヒドロキシアニソールは、発ガン性の疑い、危険性
・安息香酸Naは発ガン性物質の危険
主に、こちらの3つがよく指摘されていました。
ラノリンアルコールという成分はアルコール成分であり、少なからずアルコールには肌に刺激がある危険があります。
発ガン性は認められてないようです。
アルコールに敏感な肌の人は顔に塗ると赤くなってしまう危険もあり、ニベアクリームを顔に塗ると肌が赤くなる、という口コミの要因に、この「ラノリンアルコール」は関係している可能性はあるでしょう。
発ガン性というワードで調べると1番多くヒットするのが2つ目の「ブチルヒドロキシアニソール」という成分。
ブチルヒドロキシアニソールはいわゆる抗酸化剤です。主に化粧品や石油製品の抗酸化剤、防腐剤として使われます。
調べていてわかったことは、ニベアクリームには現在この成分は含有されていないようです!
そのため、この成分による発ガン性の危険はないということがわかります。
さらにこちらの成分の発ガン性については、結論をいえば“ヒトとの関連性はない”と判断されているようです。
多くの石油製品や化粧品に使われる成分のようなので危険性はなくとも情報が交錯している可能性はあります。
最後に安息香酸Naですが、こちらも防腐剤として使われるようですが、添加物として医薬部外品・薬用化粧品には配合上限があるようです。
ニベアクリームには添加物として成分表示にかかれているので、この成分が刺激になる危険性はありそうです。
しかし、クリームに配合されている量は[規定内=微量]ですし、飲食物として飲み込むわけではありませんので、特に危険ではないようです。
とはいえ、敏感肌の方には刺激に感じる危険も存在します。
敏感肌の方は注意して使い、肌が赤くなったり痒みやかぶれなどトラブルに繋がった場合はただちに使用を中止して皮膚科を受診してくださいね。
ニベアを顔に使った50代の人の口コミはこちら!
ニベアクリームを顔に使った方の口コミはどのような口コミが多いのでしょうか?
ニベアを顔に使った50代の人の口コミには以下のようなものがありました。
この方は肌にもあっているようで、トラブルもなく使用出来ているようで高評価の口コミですね。
一方で、
といった、油分特有の油膜感やベタつきを不快に思う方も一定数いるようです。
と、肌荒れを起こしたという声も一定数散見されました。
ニベアは顔に塗るとシミが消える・薄くなるって本当?
ニベアクリームは顔に塗るとシミが消える・薄くなるという口コミや噂もあります。
その方法に通称「ニベアパック」と呼ばれる美容法(?)が口コミサイトなどで掲載されています。
その方法とは、まず
こちらを用意します。
そして、手順は以下のものになります。
1. 水で濡らしたタオルを500wのレンジで1分加熱する。
2. 蒸しタオルを顔全体または気になる部位にあて、3~5分ほど置いて毛穴を開く。
3. 顔にニベアクリームをまんべんなくのせる。
4. そのまま10分ほど放置する。
5. コットンでニベアクリームを拭き取り、ぬるま湯で顔を洗い流す。
巷ではこのニベアパックをすることで“シミが消えた・薄くなった”という喜びの声や、“肌が白くなる”“美肌になる”といった効果を報告する声が多く寄せられ、巷でも有名なニベアの使用法として知られています。
ただし、この方法は 一時的にシミを薄くみせてる、一時的に肌が白く見えている、だけの状態ですので注意が必要です!!
本来、シミを薄くしたり肌を白くする効果が認められているのは「美白有効成分」とよばれるアルブチンやビタミンC誘導体、ハイドロキノンなどの成分です。
ニベアにはこれらの美白有効成分は含有されていません。
ニベアのクリームは真っ白なクリームであり、こっくりとしていてこの方法ではニベアクリームをたっぷりと肌にのせる方法ですので、肌に残ったクリームを落としきれておらず、肌が一時的に白く見えたり、シミが薄くなったように感じる場合があるようです。
また蒸しタオルで毛穴を広げた所に油分たっぷりのニベアクリームをたっぷり塗るので、毛穴に油分が詰まってしまう原因にもなります。
この美容法で肌が本当に白くなった方や美肌になった方がいるとしたら、油分を顔にしっかりと塗った後にぬるま湯または洗顔料などで落とすことにより、肌表面の汚れやくすみが落ちた可能性が考えられます。
前述の通り本来ニベアクリーム自体に肌を白くしたりシミを薄くする効果はないので、シミなどに困っている方や肌を白くしたい方は美白に効果のある化粧品を使った方がよいでしょう。
【まとめ】ニベアが合わずに顔が赤くなる人はいる!合わないなら使用を中止しよう
本日はニベアクリームの口コミや発ガン性の危険について解説させて頂きました。
ニベアクリームの成分は発ガン性は認められないが刺激により顔が赤くなる・肌が真っ赤になってしまったり、赤く痒みが出てしまう人もいるので注意が必要です。
ニベアクリームは全身に使えて、高級クリームに含有される成分と同じ成分が入っていたり多くの方に愛されるクリームです。
指先周りの保湿や肘や膝など角質化してる所などに部分部分で使用することもできるので、ぜひ工夫して使ってみてください。
敏感肌の方は注意して使い、肌が赤くなったり痒みやかぶれなどトラブルに繋がった場合はただちに使用を中止して皮膚科を受診してくださいね。
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